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女子高再襲撃

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きょうは初めての International Day of the Girl Child だったのだけれど、昼すぎに「バーミヤンの女子高が爆破された」という知らせが届いた。第一報をくれたのはトロント在住の友人で、逆にバーミヤン勤務の同僚からは何の連絡もなかった。「ってことは、それほど大きな事件ではないのかもしれない」というのが私の最初の反応。事件や事故が起こったとき、外にいる人たちは大げさに反応する傾向があるからだ(それに対して、内にいるひとたちは事態を甘くみる傾向があるので要注意)。 とりあえず即バーミヤンに電話。

「そうなんだよ、爆破されたんだ。いまから様子を見てくるよ!」「いや、行かなくていいからww!誰がいるか分からないし、まだ何か起こるかもしれないだろう?安全確認が終わってこちらから指示するまでおとなしく待機してくれ」と伝える。

ネットで検索すると、一件だけ、パキスタンの新聞社のサイトに載っている記事が引っかかった。写真では建物は粉々になっていたけれど、死傷者についての報道はない。怪我人もいないのだろうか(後に、校舎には誰もいなかったのでけが人もなしと報道された)。

平和でのどかなバーミヤンにおいてすら学校が狙われるようになったとすると厄介だが、場所が場所だけに、本当にテロなのか信じがたい。地元の警察署長はさっそく新聞に「これはタリバンの仕業だ」なんて言ってたけれど、バーミヤンでタリバンによるテロがいま突然起こるとは考えにくい。「誰もいないところを爆破した」ということから、その学校をめぐってなんらかの利益の衝突が村内にあって、利益にありつけない側が校舎爆破の挙に出たとか、またはタリバンの犯行に仕立てることでなんらかの益を得るグループ(たとえば警察署の予算増とか)がやったとか、そんなところじゃないかと私は思う。

その背景はどうあれ、先日も (日本ではほとんど報道されてませんが)パキスタンの Swat Valley で14歳の女の子がタリバンに頭を撃たれたばかりだし、女子教育を執拗に攻撃する事件が立て続けに起こっている。しかし私はなぜ彼らが女子教育を標的にするのか、いまいち理解できないのだ。自分の不勉強を棚にあげるようだが(実際そうだが)、彼らも実は分かっていないのではないか。英米をはじめとする外国勢力が女子教育の重要性をさかんに強調していることが、英米に敵意を抱いているグループを女子教育への攻撃に向かわせているのかもしれない。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的な。

ところで爆破された学校は、わが社が数年前に校舎を建てた学校っぽいですまじですか(確認中)。 事前調査であの村に訪れたときに「なんだお前は!ワッハーブ派か?」と村のおじさんにあらぬ嫌疑をかけられたことが深く印象に残っています。

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Written by Flowllah

October 11, 2012 at 18:37

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