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ラマダン3日目。あちらの地方は白夜です。

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きょうはラマダン 3 日目。私が最初にラマダンを経験したのは太陽暦の10月頃だったが、近年のラマダンは太陽暦の(北半球の)真夏にぶち当たっている。これはイスラム暦が太陽暦より短いので、ふたつの暦が毎年10日づつずれるからだ(イスラム暦が前にずれる)。

さて、北半球の夏は緯度が高くなればなるほど日が長くなる。スウェーデンなど北極に近い地域は真夜中になっても日が沈まない「白夜」の季節だ。その一方、ラマダンの断食は日出から日没までとなっている。そこで「日が沈まない地域に暮らすムスリムは 24 時間ずっと食事もできず水も飲めないまま、程なくしてみんな死んじゃうのではないか?」という疑問が生じる。北欧諸国にはイスラム圏からの移民が多いので、これは切実な問題であるはずだ。

ということで調べてみました。結論からいうと、そういう地域では地元のイスラム協会みたいな団体が「日は沈まないけど、断食は何時まででよい」という通達を出しているとのこと。そりゃそうだ。じゃないとみんな死んじゃうもんね。ちなみに東京とほぼ同じ緯度にあるカブールでは、今年の断食は朝 3 時半から夜の 7 時過ぎまでだそうで、これも相当つらいはず。まだ 3 日目だからみんな穏やかだけど、ラマダンも中盤にさしかかる頃から、日中とても眠そうにしてたり、やたらピリピリしている人が激増するので要注意。事故も増える。

会社の勤務時間もラマダン時短となって、仕事がぜんぜん進まなくなるのだけれど、これはもう仕方がない。普段は騒々しいカブールの街も、ラマダンが始まってからは昼間はとても静かだ。その分、飲食ができる夜はとても賑やか。毎年恒例のラマダン特需。地元のテレビも特番とか人気ドラマの一挙放映をするらしいので、日本の年末みたいなノリなのだろう。いまこのブログを書いている今も、近所のモスクで行われている説教が拡声器を通じて盛大に聞こえてくる。一晩じゅう続きそうな勢いだ。こういうお祭り騒ぎ的な楽しい側面がないと、断食なんてとてもじゃないが続かないのだろう。

ムスリムの皆さん、がんばってください。

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Written by Flowllah

July 11, 2013 at 17:26

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