ふろウラ Flowllah

Just another WordPress.com site

Archive for September 2013

ざくろの季節になりました

leave a comment »

仕事を終えて家に戻ると、食卓の上にざくろがあった。「もうそんな季節か」と感慨深いが、ざくろの横にメロンも置いてあって(しかもこれが甘くておいしい)、夏なのか秋なのかよくわからない気分にさせられる。夏と秋のちょうど境目ということなのだ。カブールは秋が短いので、秋の到来はほどなく冬がやってくることを知らせている。

ざくろについて書いた有名なペルシャの詩があったと思うんだけど、見つからない。その代わり、万楚という唐代の詩人が詠んだ「五日観妓」という詩を見つけた。でもよく読むと、この詩は五月の新緑のころ、紅い花を咲かせているざくろに着想を得て詠まれた詩なので、いま鑑賞するには季節はずれ。

さらに台湾に「柘榴」という名前の鉄道駅があることを知る。2012年に建てなおされたという駅舎が、台湾なんだけど日本の田舎を思い出させるような雰囲気。駅ができたのは1905年ということなので、これは(日本統治時代の)最初の駅舎を復元したものかも知れない。

また台湾へ行きたくなってきた。いますぐ行きたい。

Advertisements

Written by Flowllah

September 15, 2013 at 15:31

アフガニスタン優勝しました

leave a comment »

9月11日にカトマンズで行われた南アジアサッカー (South Asia Football Federation Championship: SAFFC) の決勝戦で、アフガニスタンがインドを 2-0 で破って優勝した。前回(2011年)の決勝でインドに惨敗(0-4)したアフガニスタンにとって、悲願の雪辱。南アジアはサッカーよりクリケットが盛んであることや、参加 8 チームのすべて(アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、パキスタン、スリランカ)がサッカーではパッとしないとはいえ、堂々たる南アジアチャンピオンである。アフガニスタンにとって素晴らしい出来事だ。

優勝が決まったのが午後 7 時ころ、その瞬間からカブールは狂喜につつまれた、というか呑み込まれた感じ。喜びのあまり自分たちを抑えられない感じのアフガン人のお兄さんたちが車にハコ乗りになって絶叫しながら市内を巡回していた、なんてのはまだ序の口。 ほどなくして無数の銃声があちらこちらの方向から聞こえてきた。最初は爆竹かと思ったけれど、やはりというか心配したとおり、お祝いの実弾射撃だった。屋上へ出て仰ぎ見ると、ものすごいスピードで飛ぶ無数の赤い小さな点がカブールの夜空に吸い込まれていく。あまりお目にかかることのない幻想的な光景を眺めながら、放物線の終わり誰もいないことを願った(赤く光るのは曳光弾だけなので、実際には見えている以上の銃弾が飛び交っていたはず)。 自宅周辺にこれだけの小銃と弾丸が蓄えられていたということに多少のショックを感じながら。翌日同僚から聞いたところによれば、小銃だけでなく RPG (ロケット推進の榴弾)を市街地で発射した大馬鹿野郎もいたとのこと。物騒すぎる。

ナショナル・チームがスポーツ大会で優勝することは、その国民を大きく元気づけるのだろう。前回の東京オリンピックで日本の女子バレーボール・チームが優勝したことが、どれだけ日本の人たちの自信回復になったのか、少しだけ分かったような気がした。アフガニスタンの前途は 1964 年時点の日本の前途とくらべると途方もなく険しいけれど、これからもスポーツや芸術・科学などいろんな分野で活躍する人がでてきて、ノーベル賞でもフィールズ賞でもどんどん受賞して、アフガニスタンを元気にしてくれればいいなと思う。

Written by Flowllah

September 14, 2013 at 11:51