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Archive for August 2014

中国はアフリカでも人気者

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アフリカとの経済的結びつきを国別にランキングしたグラフを見かけた。このグラフの主旨は「米国と中国の競争がアフリカでも激化している」ということなんだけど、グラフの数字を注意深く眺めれば、アフリカへの投資、政府開発援助、貿易の総額で見ればもうぶっちぎりで中国が一番ということが分かる。中国とアフリカの関係は古く、1960年代からアフリカの各地で中国が道路や鉄道を整備して、着実に関係を築いてきたことを考えれば、むしろ米国のほうが新参なのだ。

ビジネス相手としての中国の人気はアフリカにおいても高い。私の同僚(ソマリ系英国人)の説明によれば「中国人とのビジネスは分かりやすくて早いから」ということだった。「中国人は取引上の約束は必ず守る。お金のやりとりも早い。しかも人権とか環境とかうるさいことを言わないから物事がとても早く進行する」のが人気の秘密だという。とても納得できる説明だし、ここに中国の競争力の源泉があるように思う。「たとえば道路を作ろうとしたとき、米国や欧州が相手だととても長い時間がかかる。調査ばっかりやった挙句「できません」という結論になることも多い。それに比べて中国が相手だと、あっというまに道路ができる」のだ。

まさに「人権や環境」に手足を縛られた欧州や米国からすれば、アフリカ・ビジネスにおける中国は手強い競争相手に違いない。しかしアフリカの人たちにとって中国は「欲しいものをすぐにもってきてくれる貴重な取引相手」なのだ。アフリカの紛争地にじゃんじゃん武器輸出をしているのは頂けないが、ビジネスを通じてアフリカの長期的な安定と発展に寄与する中国の存在は、さらに歓迎されていくのだろうと思う。

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Written by Flowllah

August 8, 2014 at 19:08

Posted in ニュース雑感